構造
賃貸物件を選ぶ上で建物の構造はとても大事です。木造や鉄骨であれば、ほとんど遮音性はないと考えて良いでしょう。つまり近隣のプライバシーは丸聞こえです。
また、不動産屋によっては、重量鉄骨などを、さも遮音性が高いように紹介することもありますが、実際には鉄骨とほとんど変わらず、場合によっては木造よりも鉄骨の方が音が響くこともあります。
遮音性を求めるなら、何と言ってもRC(鉄筋コンクリート)やSRC(鉄骨鉄筋コンクリート)が良いでしょう。賃貸料は鉄骨や、木造に比べ割高になりますが、プライバシーを求めるなら最初から、RCやSRCなどを条件に選ぶのが一番です。
間取り
間取りには、1Rや1Kなどがありますが、すべての物件で間取りが全く同じということはありません。例え、面積が同じであっても、バスとトイレが一緒のものや、1R、1Kでもバス、トイレが別々だったりと、それぞれ物件によって間取りは異なります。
また、洗濯機置き場が屋外であるか、屋内かもチェックしてください。洗濯機は屋外にあると、どうしても痛み具合が激しいですから、洗濯機を長持ちさせる為には、できれば屋内にあるほうが良いですし、そうすれば長持ちします。
また、二人暮らしで住む予定ならば、それぞれのプライバシーを守る為に2K以上の間取りが良いと思います。お互いの為にも部屋はそれぞれ持っておいたほうが良いでしょう。
たまに、ロフト付きの物件を喜ぶ方もいますが、ロフトにベットを置くのはあまりお勧めできません。ロフトの場合、冬は良いかもしれませんが、夏は寝苦しく、就寝するのにあまり最適とは言えません。やはり物置に利用するのがベストでしょう。
床の素材
床の素材には、畳や、フローリング、クッションフロア、カーペットなど様々な種類がありますが、騒音を抑えるならば、畳やクッションフロア、カーペットなどが有効でしょう。
騒音で一番心配されるのがフローリングです。
利便性は高いですが、フローリングだと、下や上に音が響きやすいことが挙げられます。
特に一般的なマンションやアパートでは、それほど騒音に配慮して作られていないので、フローリングを選ぶ際には、自身の騒音についても気をつけなければいけません。