競売物件

競売物件とは物件を所有していた人がなんらかの事情で物件の費用を払う事ができなくなり、オークションのような入札式で購入者を募ることになった物件のことを「競売物件」と言います。
簡単にいうと物件の持ち主が借金などで支払えなくなった物件を裁判所が差し押さえ売り出すことです。

■競売物件のメリット

裁判所で競売物件の入札には実は一般の人も参加する事ができます。ですので、新築や中古の物件を探すのと同じように自分の巣みたい地域が決まっていればその地域を管轄する裁判所の物件情報を探してみてください。
ちなみに近年では全国の競売情報をインターネットを利用して検索できるサイトもあります。
ではそんな競売物件にはどんなメリットがあるのでしょうか。

1:物件を格安で購入することが出来る。
競売物件は一般の物件の相場と比較してだいたい3~5割以上安く購入できると言われています。
その理由としては競売物件を購入した人が購入後の物件の諸費用(改築費用や修繕費用など)を負担しないといけないため、相場よりも安く設定されているのです。

2:多種多様な物件がある
一般の物件とは大きく異なり、変わった立地や建物自体が特殊な物件などなかなか一般の市場にはでないような物件が競売にかけられることもあるため、特殊な物件を探すことができます。
またそれらは裁判所から公平に売り出されるため、条件さえみたせば誰でも購入できます。

3:手続きが簡単
一般の物件のように不動産会社を通して物件を購入するのではなく、競売物件は裁判所から購入するため、本来面倒な手続きの所有権の移転登記や抵当権の抹消登記など、物件の権利関係の手続きを裁判所と進めることができます。