良い仲介業者選び1

物件を購入する上で大切なのは、良い仲介業者選びです。中古マンションを購入する際には売り手と買い手の仲介役をしてくれる仲介業者の力が必要になりますので、仲介業者を選ぶポイントをしっかりと抑えておきましょう。
物件を購入する際には仲介業者にどれだけ良い情報を提供して貰えるかにかかっています。最近では、すべての不動産業界で流通しているレインズのようなネットワークが普及しているため、それほど大差はないと言われていますが、大手業者の情報の保有量や自社の系列物件情報が早く入ってくる点などの魅力や、中小の地域密着の地域情報などの魅力も視野に入れて、いろいろな仲介業者の独自の物件情報を集めるたり、探したりして、良い仲介業者を選びましょう。

良い仲介業者選び2

物件購入のための良い情報をくれるだけの仲介業者ならば、探せばいくらでもいるでしょう。しかし、物件の購入は情報をもらって購入をするだけでは終わりません。住宅ローンや購入後の手続き、資金面の相談など、販売後も良きアドバイスをしてくれる仲介業者を選ばなければいけません。
購入前の物件の情報収集のときにも、仲介業者の営業マンの態度をしっかりと見ておきましょう。安心して購入することが出来、購入後も安心して相談できる仲介業者選びが大切です。

中古物件の場合不動産売買の仲介役である仲介業者に仲介手数料を支払わなければいけません。400万円以上の契約の場合、成約価格の3%+6万円の手数料が最大でかかることになっています。
不動産の売買ですから、400万円で収まるわけがないので、成約価格の3%+6万円というのは変わりませんが、この数字はあくまでも最大値なので、最近では仲介手数料の値引きをしてくれる仲介業者も増えてきています。

住宅の契約の申し込み

住宅の契約の申し込みにはいろいろな物がありますが、ここでは、物件の購入申込みについて考えていきましょう。
物件の購入申込みとは、物件を購入する前に、物件を購入しますと言う気持ちを売り主に伝えることで、売買契約時まで物件を別の人に売ってしまわないように取り置きをしておいてもらうことをいいます。
この場合、新築住宅ならば、売り主に伝える場合が多く、中古住宅ならば、仲介業者に申し込みを依頼することになることがほとんどです。

物件申込みの場合はすべてではありませんが、普通の申し込みと同様に申込証拠金がかかる場合があります。この申込証拠金は、だいたい5万円から10万円くらいかかることが多いです。
また、正式な契約が交わされなかった場合は、申込証拠金が返ってくることが普通ですが、書面に書かれていなかったり、物件の購入申込み時に何も聞かなかったりすると、戻ってこない場合もあります。

売買契約

売買契約書を確認した後、安心して売買契約を行なえると納得できたら、ようやく売買契約が始まります。この時点では、売買契約書に不備が無いくらい確認しているはずなので、大丈夫だと思います。
頭金を支払って、売買契約書にサインをすれば契約は完了したことになります。頭金はだいたい契約金額の2割くらいが一般的で、3500万円の契約ならば700万円くらい、2500万円の契約ならば500万円くらいが必要になるので、契約時には頭金の資金を現金化しておくことをお勧めいたします。
また、頭金以外にも印紙税や書類による手数料などいろいろな費用がかかってくるので、それも合わせて用意しておきましょう。
住宅ローンの契約書にも、印紙代がかかることを、ちゃんと覚えておきましょう。これらを合わせると、だいたい2割以上3割くらいの金額を必要になると思います。